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マットペイント講座 ~最新映画の実例を用いて学ぶ、マットペイント~ by Fude

講義の詳細:

長年の映像の仕事で培ったマットペイントの制作技術についてご紹介いたします。
『ゴジラ-1.0』、『陰陽師0』を始めとする邦画やハリウッド映画での実際のショット制作を題材に、様々なマットペイントショットの工程を解説していきます。 マットペイントはアナログ合成時代から存在する映像合成のシンプルな手法ですが、3DCG全盛の今日においても、代表的なオーダーのランドスケープ制作や、カメラプロジェクションによる視差を生かすペイントオーバーなど、少しずつ形を変えながら、作品の世界観を構築する表現手法の一つとして、多くのショット制作に用いられています。 2Dワークのアドバンテージは何といっても、演出意図をダイレクトに画面に反映する効率の良さ、スピード感です。 この講座は、マットペインターになりたい人はもちろん、コンポジターや3DCGアーティストの皆さんをはじめ、ディレクター、プロデューサーさんなどにも是非ご覧いただき、プロダクションのリソースを効率よく作品のクオリティーUPにそそぐために、是非、マットペイントをショット制作に取り入れていただけたらと思います。 また、海外のVFXプロダクションでの仕事の仕方と日本での作品へのかかわり方の違いなどざっくばらんにお話しする予定です。

 

講師の紹介:



Fude
マットペインター、アートディレクター
江場左知子

愛知県出身。東京芸術大学美術学部絵画科油画を卒業、同大学院を修了。在学中よりデジタルエンジン研究所、モーターライズ、特撮研究所勤務を経て、フリーランスに。2007年よりFude立ち上げ、同所属。初めて担当した作品は『ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』、近年参加の劇場公開作品に『ゴーストブック おばけずかん』、『ゴジラ-1.0』、『陰陽師0』、『あめだま』、『十一人の賊軍』、TVドラマ『どうする家康』など www.fude-vfx.com/




Fude
マットペインター
原島順

東京都出身。武蔵野美術大学彫刻学科を卒業後、大道具制作や写真の現像所などで働きながら個展やグループ展を行う。グループ展で出会ったマットペインターの江場左知子氏に弟子入りする形で、VFX業界に入る。フリーランス・マットペイントチームPhoenix(現Fude)として山崎 貴監督、樋口真嗣監督作品をはじめ数々の映画やCMに参加。2016年にカナダのモントリオールに渡り、シニア・デジタルマットペインターとしてMPCに入社。その後Framestoreに移籍し現在に至る。近年の参加作品に『エイリアン: コヴェナント』、『オリエント急行殺人事件』、『X-MEN:ダーク・フェニックス』、『ムーラン』、『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』、『ピーター・パン&ウェンディ』、『パディントン3』などがある。 www.fude-vfx.com
 
 

<カリキュラム>

1.イントロダクション
・自己紹介
・デモリールを使ったショットの説明

2.マットペイントとは
・マットペイントの概要と種類

3.パイプラインの説明
・作業の流れ、日本と海外の違い

4.様々なマットペイント作業~実例を用いて解説~
・『ゴジラ-1.0』、『陰陽師0』でのマットペイント作例
・『あめだま』3DCGアニメーション作品での背景制作

5.Nukeを使ったカメラプロジェクション
・ノードの組み方
・実用的なtips、その他のカメラプロジェクション

6.終わりに


 

対象者:

マットペインター、コンポジター、CGアーティスト、ディレクター、プロデューサー、学生
 

開催概要:

開催日時:2024年11月01日(金)17:30 ~ 20:30
講義時間:180分 ※休憩も含みます
アーカイブ配信:あり
※期間限定
※アーカイブ配信は後日準備ができたらメールにてご案内します
価格:10,000円(税抜)
 

注意事項:

※本ライブ配信は後日アーカイブとして配信映像を期間限定で視聴することができます(アーカイブ配信のみを購入することはできません)
※システムの仕様上、視聴期限なしと表記されますが本講座は当日のライブ配信及び期間限定のアーカイブ配信のみとなりますので予めご了承ください
※同時ログインが不可のため視聴できるデバイスは1台のみとなります
※本セミナーをスクリーンキャプチャなどで録画録音することは禁止とさせていただきます
※通信環境によっては視聴が難しい場合、または配信が不可能になる場合がございます(その場合は後日期間限定で配信されるアーカイブ動画をご視聴ください)
※ライブ配信のキャンセルは製品特性上できませんので予めご了承ください