スタイライズドキャラクターフェイスモデリング講座
About
CGWORLDクリエイティブ開催記念企画
CGWORLD +ONE Knowledge期間限定アンコール配信(10%OFF)
※本動画は過去に開催された講座のアーカイブ動画です
※本動画の視聴期間は2024年12月31日(火)までとなりますのでご注意ください
講義の内容
カナダのスタジオ経験を通じて習得したスタイライズドキャラクターモデリングについて、例題に沿って解説します。
今回の講座では主にフェイスモデリングに焦点を当てつつ、実際に海外の現場で行うモデリングのプロセスを紹介し、限られた工数の中で素早くファーストテイクまで持っていく方法をお見せします。
また、実際の映画を例にスクリーンディレクションを分析し、物語との関連性をストーリーアーティストの視点から深く掘り下げていきます。
◆視聴期間
視聴期間:2024/12/31まで
※視聴期間を過ぎると視聴することができなくなるのでご注意ください
※視聴期間は購入日に関わらず2024年12月31日(火)までとなります
(例)12月31日に購入しても視聴できるのは12月31日までとなります
(コンビニ決済の場合でも視聴期間を過ぎると視聴できませんのでご注意ください)
カリキュラム
■【基本編】解剖学から学ぶスタイライズドキャラクターデザインとフェイスモデリング
そもそも私たちが魅力的と感じるキャラクターのフェイスとはどのようなものでしょうか?
目が大きいのか小さいのか?唇が厚いのか薄いのか?顔の形は?肌の色?
顔のパーツの大きさや色、配置のバランスなど、一口に魅力的と言っても、 見る人によって好みが大きく分かれ
る顔モデリングは、キャラクターの作成の上で最も難しい部分であり、特に個人で制作する場合などそこに正解
はありません。
では実際に仕事の上ではどのように正解を導き出すのでしょうか。
プロフェッショナルな現場ではほどんとの場合必ず2Dで作成されたキャラクターデザイン画(コンセプトアー
ト)が存在します。
このパートではキャラクターをスタイライズ化するという工程を解剖学の観点から考察し、理解したうえで実際
にモデリングしてみることで学習した内容を視覚化します。
Gmanと呼ばれるベースメッシュモデルと例題として用意されたデザイン画を使用し、キャラクターヘッドモデ
ルの骨格形成のためのアナトミーベースでの考え方や、顔のパーツごとに気を付けたいポイント、クライアント
からのapprovement(承認)を取りやすくするためのモデルの見せ方などをご紹介します。
■【応用編1】様々な人種のフェイスモデリング (黒人、白人、ヒスパニック、アジア人)
北米のスタジオでプロジェクト制作に携わっていると、幅広い人種のキャラクターモデリングを求められること
が経験としてとても多いです。
このパートでは北米で主に人種・民族として大きく捉えられている4つの人種を例に、それぞれの外見的または
少しの歴史的背景による特徴の違いを考察しながら、モデルに落とし込む方法をお見せします。
前パートの基本編で押さえた骨格を意識したモデリング方法とリファレンスを活用しながらキャラクターの外見
の区別化を図ります。
■【応用編2】年齢別フェイスモデリング (子供(ベビー)、大人青年、大人高齢)
子供や家族を対象としたCGアニメーションの制作では、作中に子供から大人まで様々な年齢幅の人物がBGキャ
ラクターとして登場します。
作品によっては数十体のキャラクターが必要となることもあり、メインキャラクターを作成する際のように詳細な
デザイン画を用意することなくモデリングを求められることが度々発生します。
このパートではいくつかの年齢幅によってグループ分けされた設定と情報量の少ないデザイン画の中からBGキ
ャラクターとして最低限必要なディティール、また省略できるポイントなどを踏まえつつ、モデリングする方法を
一緒に学んでいきます。
こちらも前2パートで学んだ内容をふまえ、作業時間やコストに見合うクオリティのバランスについてなど、仕事
としてタスクをこなす際に意識すべき部分にもフォーカスしながらより実戦に即した内容をお話しします。
Chapter List
Profile
佐藤 典子 / キャラクターモデリングアーティスト
東京工芸大学卒業後、都内のCGプロダクションに就職。
CGデザイナーとして映画、TVシリーズ等のアニメーション作品に参加。
現在は日本とカナダを中心にモデリングアーティストとしてゲーム、映画のキャラクターモデルの制作をメインに活動中。
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